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おしゃべり

(障がい者家族とあしすとメンバーのかけ橋のページ)

私と娘の60・20作戦…

ちまたには、80・50問題とか言われていますが、我が家はもっと切実!!
自慢じゃないけど、なんせ、私と娘の年の差は40歳!その上、娘は、知的障がい者!高齢者に一歩足を踏み出した私と障がいを持つ娘との二人三脚の人生!

20年前、娘が生まれ、そして、その子に障がいがあると分かった時、私の世界はずいぶん変わりました。育児書には書いていない娘の現実。いつしか、本も新聞も、ネットにも関わらない生活をしていました。

 それから20年…

娘は、私より大きくなりましたが、今でも二人は手をつないで歩きます。仲良し母娘だから心配だから
今は、私が手を引いているけれど、いつか娘が手を引いてくれる日が来るのかしら。

不安だけしかなかった20年前の私に伝えたい。
20年後の私は、大丈夫!娘と頑張って生きています。

心配ばかりしている20年後の私に伝えたい。
あなたが困らないように、できるだけ二人のことを考えておくからね!!私達が私達らしく生きるため、そして、私が死んでも、娘が娘らしく生きていくために…

二人の年金生活

息子は、20歳から障害年金をいただいています。
私は、65歳を過ぎましたが、もう少し働けそうなので、年金受給の繰り下げをすることにしました。

心配なのは、私が働けなくなった時に、二人の年金だけで生活できるかどうか?2000万円問題もあったけれど、我が家にはそんなお金無理そうです。
それなのに、プチ贅沢を望むことはできるのかしら❓

〇あしすとメンバーから

高齢者も、同じ問題に悩んでいますね。
高齢者夫婦で、1か月の生活費は26万円、おひとり様では15万円とか言われています。一方、唯一の収入源である年金だけで生活されているご家族も半数近くいるそうです。

収入の中で生活するのは、基本的な考え方です。
あなたが、働けるうちは、できるだけ、お子さんの年金に手を付けないようにするだけでも、後々、あなたの心配を減らすことになります。

一つ、心配なケース
両親とお子さん3人の年金で、スタートする場合。
人には、寿命があるので、ずっとそのお金で過ごせるわけではありません。両親がそろっているうちは、働いている時と同様、できるだけお子さんの年金には手を付けないよう、頑張ることが必要になります。

ライフプラン

若いころの私の人生の未来像は…
 
いつまでもかわいい38歳…
素敵な48歳…
還暦になってもかっこいい60歳…  
着物の似合う粋な75歳…
 
でも、現実は…
障がいを持つ息子との日々で、カラ元気の日々。
身なりもかまったことがない。
息子に目を離せないから、頭もまともに洗ったことがありませんでした。
息子も彼なりに成長はしてきたけれど
元気に還暦迎えられるかなぁ?
 
まだまだ心配や不安もあるけれど
今の目標は、たたずまいの整った75歳を迎えることです。
心もからだも…
 

〇あしすとメンバーから

大変な日々を送ってこられたのですね。
少しずつ、あなたのための時間を作ってください。
まずは、ゆっくりお風呂にはいれるといいですね。
それから、あなたのためにも、お子さんのためにも健康寿命を延ばしましょう。
75歳突破です。
忙しくて、健康診断にも行けなかったかもしれません。行ってみましょう。
あなたの健康を確かめて、安心しましょう。
ほんの少し、時間を見つけて、身体も動かしましょう。
お子さんとウォーキングもどうでしょう。もちろん、ひとりウォーキングも素敵です。

認知症の心配

私の母は、58歳で若年性認知症になりました。
どんどん忘れていく母を私は目の当たりにしました。
先日、母が認知症を発症した58歳を何とか無事に過ごすことができ、
私は59歳になりました。
私は、シングルマザーで、自分に障がいのある子供がいるのに
母のように若くして認知症になるのではないかととても心配していましたので、
無事59歳になれて、ほっとしました。
もしかしたら、頑固だけど、しっかり者の父の遺伝子なのではないかと、
ほんの少しだけ、期待しています。

〇あしすとメンバーから

シングルマザーで、障がいを持つお子さんがいるのに、
もし、お母さんが認知症になってしまったら… 
お母さんの気持ちは、私たちにははかりしれません。
我が国では、ほとんどの患者さんは、家族歴はなく、遺伝するものではないと
いわれているようですが、あくまでも統計です。
ご心配であれば、一度、検査を受けてはいかがですか?
検査は、病気を見つけるものだけ出なく、安心を確認するものでもあります。


制度・法律関係でのあなたのサポート
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私が死んだら?

若いうちに、障がいを持つ子供を産んだお母さんは、「子どもを見送ってからじゃないと死ねない」といいますが、私が娘を産んだのは40歳になってからなので、娘を見送るなんて無理な話です。きっと。

私が死んだら、娘はどうなるのか?心配ばかりです。
私が元気なうちにグループホームや入所施設を探す?
が困ったらどうするの?成年後見人をつける?
お金が無くなったら、娘はどうなるの?
お金を残す?どのくらい? 生活保護を受けるの?

遺言書は必要?成年後見人の考え方?

私は、自分の人生を考えながら、それ以上に私亡き後の娘の人生も考えなければなりません。娘は、いくつまで生きられるのでしょうね。私が死ぬとき、娘はいくつになるのでしょうか?

障がい者や認知症の方など、判断能力が低下している相続人がいたら、遺言書を書いておくことが効果的と聞きましたが、相続人が娘1人でも、必要なのでしょうか?娘に実印は、必要なのかしら? 印鑑証明カードが作れるのかしら?

いずれにしても、私がいなくなったら娘はひとりぼっちになってしまうのですから、私の代わりに家族代わりになってくれる人が必要です。成年後見人は、その役目を果たしてくれるのかしら?

くしくも、娘は、成年後見制度ができた2000年に誕生しました。これも、ご縁かしら

〇あしすとメンバーから

 成年後見制度は、介護保険とともに、認知症高齢者支援のためにできた制度でしたが、対象である被後見人の判断能力が衰えたり、失われた方であるという考え方のもとで、知的障がい者も対象となりました。ただ、一度後見人がついてしまうと被後見人にはたとえ人が代わっても一生その人には後見人がつくこと。現在の状況では、福祉サービスの契約など、後見人の代わりに両親が手続きできること。また、後見人に対しての報酬がかかるという点で、知的障害を持つ方に後見人をつけることは、まだまだ少数であるようです。

 とはいえ、親亡き後のことを考えると後見人候補者(専門家であっても、ご親族であっても)を見つけておくことは、必要です。加えて、後見人のことを考えるのなら、むしろ、障がいのあるお子さん向けの遺言書を作ることをお勧めします。

→障がい者と成年後見制度

→遺言書作成

→障がいを持つ子供との生活

お墓を買いました!

障がいを持つ娘のためにも、お葬式、お墓もそろそろ考えておかなきゃ!
なんて考えていたら、ご近所に掘り出し物(?)のお墓が見つかりました。
今はやりの樹木葬。そのうえ、一つのお墓に3人までは入れるそうです。
お値段もお手頃…
私と娘で一つ、その隣を知り合いのおばあちゃんが買いました。

反対隣りは、その場所を紹介してくれたご夫婦。
なんだか死ぬのが怖くなくなりました。

墓友(こんな風に言うらしいですよ)とこれからも楽しい日々が暮らせると考えたら
未来が明るくなりました。

〇あしすとメンバーからひとこと

近くにいいお墓が見つかってよかったですね。
障がいを持つお子さんとの日々は、心配や悩みがつきものだと思いますが、
少しづつでも、その悩みが解決してほしいと思っています。

 

一世一代の晴れ舞台・・・成人式

娘も、20歳になりました。成人式です。
地域の成人式に行くほどの力は娘にはありませんが、
幸いにも、娘の通っている福祉園でもお祝いをしてもらいました。

娘が生まれて、私は、着付けを習いました。
娘の成人式には、ぜひ、私が晴れ姿を着付けてあげたい・・・
あとになって、娘に障がいが見つかりましたが、
3歳も、7歳も、娘に着物を着せました。
知り合いから、
譲ってもらった着物をお正月にも着せました。
そんなわけで、娘は、着物が大好きです。 

娘の成人式の写真を撮ることにしました。一世一代の晴れ舞台です。
一番かわいい。(親バカです)

私の成人式の時の振袖も着せることにしました。母娘2代で、振袖を着ることができたのは、本当にうれしかったです。父が私のために選んでくれた藤色の着物でしたが、こころなしか、娘のほうが、似合っていたように思いました。

私も還暦でした

娘は、成人式でしたが、私も還暦を迎えました。赤い小さな車を買いました。娘も、もしかしたら、同い年のみんなと同じように、もう運転免許を取っていたかもしれません。ちょっと気恥しいけど、かわいいデザインのものにしました。

私と娘のための車。スマホにお互いに好きな曲を入れて、音楽聞きながら、近場にドライブに行くことが二人の楽しみになっています。

ソロ活という言葉があるようですが、私は、娘と二人でそろそろ活を楽しんでいこうと思います。

〇あしすとメンバーから

成人式、還暦、ともに人生の節目でしたね。お祝いができてよかったです。

これからの人生を歩んでいく中で、心配は先に立つかもしれないけれど、プチ贅沢、ささやかな幸せを見つけ、実行するためには、ライフプラン作成は必須です。普段は、ミニマムな生活をして、ここぞというときはちょっぴり贅沢ができる…そんな生活ができたらいいですね。

ライフプラン

娘と選挙

とうとう来ました。娘あての選挙通知です。

最近は、支援学校でも、選挙の勉強をするようです。普通校にある生徒会的な制度もあり、その会長選挙をすることで、彼女たちも選挙の勉強をします。そんなわけで、娘は、選挙に行くことをとても楽しみにしていました。

私のほうは、心配が募るばかりです。正直言うと、娘との生活に事欠いて、誰が政治家になるかなんて、全く気にかけられない日々でした。選挙にもまともに行っていません。こんな私が、娘を連れて、選挙に行っていいのかしら?

娘はというと、なんと、ポストに入っていた、候補者の演説や履歴を見ているのです。漢字もひらがなも少し読める程度です。じっと見て何かを探しているようです。

「何してるの?」とりあえず、聞いてみました。
その答にびっくり!
「子供にやさしい人になってほしいから「子」がたくさん書いてある人にする」
どんな人に政治家になってほしいか?基本の基の考え方でした。
負うた子に教えられ…は、まさにこのことです。
私も選挙広報紙をしっかり読み、娘と選挙に行くことにしました。

不在者投票は来る人数も少なそうので、不在者投票を利用することにしました。当日は、娘には、付き添いの方がつきました。無事、娘は、自分の希望する人の名前を書くことができたようです。

〇あしすとメンバーから

選挙、無事に終わってよかったですね。

障がい者も高齢者も、どんな人でも、その人らしく日々を過ごせるようになれるよう、ご一緒に考えていきましょうね。

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